子どもと一緒に学んで、遊べる！下水道科学館あいち
日々、
お仕事に忙しいお父さんへ。
週末の、家族のお出かけ、
どこがいいかな？と
お探しであれば、
今回ご紹介する
「下水道科学館あいち」
（愛知県・稲沢市）
は、なかなかにオススメな
穴場スポットです！
※メタ・ウォーター下水道科学館あいちの公式サイトへリンクします。
家の台所や、
お風呂、
トイレで使われる
「水」
は、流したあと
どこへ行くんだろうね？？
ドライブをしながら
ご家族で
こうした会話を楽しみつつ
向かわれると
よいでしょう。
我々が生活する上で、
一日たりとも欠かすことが
出来ない、
「清潔で安全な水」。
そして、
それにともなう
生活排水の
処理。
「下水」
に特化した
この科学博物館は、
子を持つ
お父さんにとって
“下水の物語”
一緒に学べる
とてもオススメな
穴場の観光スポットです！
科学館までの
道のりは、
まったく渋滞する事なく
快適なドライブです。
広々とした
駐車場の
すぐ脇から、
遊具を備えた公園と
一面の芝生が広がっています。
また、
周辺は、
ビオトープ
が整備されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%97
※ビオトープってなに？は、こちらのサイトをご覧下さい。
都市化、
によって
生活環境、
特に水辺の環境破壊が
すすんだ昨今の日本。
澄んだ
小川の周りに
緑の木々が生い茂る。
そこでは、
小さな昆虫が飛び回り、
それを捕食する小鳥も
訪れる。
こうした環境がいかに
貴重であるか。
子ども達の未来のためにも
ビオトープを
守っていくべきではないか？
下水道科学館の
そんな
メッセージが伝わってきます。
館内では、
下水の仕組みについて、
模型などの展示物とともに
説明がなされています。
また、
モデル・ルームのような
スペースもあり、
台所や
トイレ、
風呂などで
使われた下水が
配水管を通っていく
様子などが
観察できるように
なっています。
こちらの
ポスターにある通り、
川や海の水を
一番汚染しているものは何か？
実は、
我々の生活排水！！なんですね。
ちょっと驚きました。
生活排水を
少しでも改善するのは
どうしたらよいか？
具体的には、
台所などで、
食べ物の残りカスなどを
減らす努力を、
という事になるそうです。
我々の生活は
飽食気味で、
食べ物の破棄、
は社会的な問題である、
という報道を目にした事があります。
こちらの
科学館を訪問した結果、
これらが
生活排水の汚染にも
関係していると知り、
とても勉強になりました。
個人的には
下水道の歴史、
の展示が興味深く感じました。
人類は、
紀元前から下水を整備してきたようです。
そして、
下水、それ自体が
人類の病の歴史とも
密接に関わっている事が
よく分かり、
現役医師としては、
とても
知的好奇心が刺激されました。
かつては、
細菌による
下水の汚染は
コレラなどの
伝染病の発生の
原因となっていました。
そして近代化に伴い、
化学物質による
下水の汚染で
都市部では
公害などの脅威に
さらされる事になりました。
そして現代。
都市化により
一般家庭の
合成洗剤で
汚染された生活排水が
ビオ・トープを破壊し
海洋をも汚染する。。。
これにより
将来的に
安全で清潔な水を
飲む事が難しくなるのでは？
と懸念されています。。。
芝生で遊ぶ息子達を
眺めながら、
自分たちで
出来る事から始めなくては、
と危機感を持った次第です。
この施設では、
下水に含まれる廃棄物、
メタンガスを
エネルギーに変える！
という取り組みをされていました。
これは
バイオ・ガスと呼ばれ、
なんと
トロッコ電車の動力源として
活用していました。
リサイクルの観点からも
環境保護の視点からも
実に興味深いですね。
http://www.env.go.jp/recycle/waste/biomass/whatisbiogass.html
※環境省のサイトへリンクします。
以上、
メタ・ウォーター下水道科学館あいち
の訪問レビュー。
いかがでしたでしょうか？
また
入場無料（笑）
という情報も
付け加えておきますね（2019年5月現在）。
ご家族のお出かけに、是非！
ワクワク様でした。
※東海地方の、穴場の観光スポットについては以下も是非どうぞ。
管理者・石川 英昭
現役医師、医学博士。二児の父。徳川幕府・直参旗本石川家末裔。
ワクワクする毎日を送る事が、健康寿命に効く！との信念からマインドセット、食事、生活スタイルについて、分かりやすい情報発信を心がけています。