現役医師の Vyvo スマートバンド「ICON」最速レビュー!

2019年9月末発売の、新型スマートウオッチ!
Vyvo スマートバンド「ICON」とは?

 

 

ここ最近、

スマート・ウオッチを

よく見かけますよね。

 

実際に

Apple社発売の

スマート・ウオッチを

すでにお使いの方も多いと思われます。

 

https://www.apple.com/jp/watch/

※外部サイトへリンクします。

 




今回

ある方を通して、

以下の新型スマート・ウオッチの

使用感について、

レビューしてもらえないか?

とのご依頼がありました。

 

Vyvo スマートバンド「ICON」と呼ばれる

製品です。

 

Icon

※外部サイトへリンクします。

 

新しいガジェット(道具・装置・仕掛け)が

大好きの私は、

ふたつ返事でお受けしました笑

 

非常に高性能を謳っていますが、

果たして、信頼性はどうなのか?

装着感や、使用感は?

更には、

「病気の兆候の早期発見」

に、どの程度役立ちそうか?

これらについて、

現役医師の目線から

レビュー致します!

 




実際に、一週間使用してみた!

 

 

 

左腕に、

Vyvo スマートバンド「ICON」を装着しています。

ゴムバンドになりますが、

特に重みや違和感は感じませんでした。

写真は、心拍数を測定した結果を

撮影しています。

計測時間はどれぐらい?

という方に向けまして

後ほど、実際に測定している状況の

動画もお見せしたいと思います。

 

本スマートバントの機能は

おおきく分けて、

○スポーツ時の運動量(消費カロリー)モニター機能

○環境汚染測定機能

○生体データ(脈拍、血圧、心電図、不整脈検知、気分)解析機能

に大別できると言えます。

 

 

※時計の裏面、

手首の表皮(皮膚の表面)に

触れる部分が、青緑に光っています。

そして上部にも、金属の突起?

のような構造物が二つ確認できます。

おそらく、これらによって

生体データを収集、計測、解析している

と思われます。

まさに最先端の技術ですよね!

 



では、まずはスポーツ時の消費カロリー・モニター機能を

ご紹介致します。

 

 

本体はタッチ・パネル操作です。

右へスクロールすると、

「スポーツ」という

画面が表示されます。

この中で、自分がこれから

取り組む運動の種目を選択し、

「開始」ボタンを押します。

 

※やや画面が不鮮明で恐縮です。

 

自分なりに

頑張って笑

泳ぎまして、

まあこれぐらいで

データは取れただろう、

という時点で、

計測終了としました。

 

さて、

結果はどうやって

確認するのか?

 

Vyvo スマートバンド「ICON」

は、なかなかに

面白い仕掛けになっています。

それは、

Bluetooth 機能で、

スマートフォンに転送する

という方法がとられています。

 

 

こちらのアプリを

お使いのスマホにダウンロードします。

起動させますと、

以下のような

幾何学的な画面に

様々なデータが表示される訳です。

 

 

そして、私の水泳関連のデータは

以下の通りでした。

 

個人的には、

スクロール数が表示されるのが

なるほど、と思いました。

実際に、水中で、うでを回旋させて

確認しましたが、

ややばらつきはあるものの、

旋回運動を感知して、カウントしている

ところが確認出来ました。

 



フィットネスに

取り組んでいる方には、

数値で結果が確認できるというのは

励みになるかも知れませんね。

わたし自身は

すべての項目を試していませんが、

基本的には目的とする

種目の最初と最後に、

タッチパネル操作があり、

結果をスマホで閲覧する、

というスタイルに変わりはないと

思われます。

 

続きましては、

「環境汚染測定機能」

につきまして。

 

 

今回、

わたしも初めて知ったのですが、

大気汚染の程度に関しては

空気質指数

Air Quality Index (AQI)

とよばれる

指標が世界的に

用いられているそうです。

 

世界の大気汚染リアルタイム空気質指数

※クリックで外部サイトにリンクです。

 

こちらのサイトでは、

日本地図を拡大表示させる事で

お住まいのAQIが測定できます。

このバントの結果が示す通り、

わたしの住む街は、

サイトで示される結果と同様に

「良好」であり、

ひと安心するとともに、

計測結果の信頼性も確認できました。

 

ご自分の住環境のAQIはどうだろうか?

あるいは、職場環境のAQIはどうだろうか?

屋外と、屋内、地下などでは、

どう違うのだろうか?

 

いろいろ試してみたくなりますよね。

私の計測結果では、

予想どおり交通量の多い交差点や

複数の路線をもつターミナル駅ホーム

などでは、数値が上昇していました。

 



現役医師としては、

例えば、職場の臭いや、

換気が気になっている方は、

このバンドでの測定結果が

「健康に悪い」、「不健康」

の領域の数値を示した時、

ご自身の健康被害に繋がる可能性が

考えられるため、

環境改善について、

管理者の方に相談する、

などの使い方が出来るかもしれません。

ただ、これには、

あらゆる箇所での測定データを

比較検討し、

先のサイトでの計測結果などとの

整合性なども含めて検証する

などの地道な取り組みも必要と言えます。

 

そしてもうひとつの

画面をお見せします。

 

こちらは、

大気中の汚染物質、

PM2.5の測定結果です。

 

岐阜のリアルタイム大気汚染

※クリックで外部サイトへリンク。

 

基準値は35以下

とされているようなので、

こちらも、

公式データとおおきな

乖離はないものと考えられ、

個人的にも、一安心でした。

 

食中毒や、深刻な健康被害の原因となる身近な「毒物」を避けよう!

※PM2.5について書いています。

 

大気汚染の程度を評価する、

というスマート・ウオッチは

わたしの知る限りは、

存在していないように思われますので、

注目の機能と言えます。

(記事掲載時、2019年9月現在)

 




医学的にはどうなの?にお答えします。

 

最後になりますが、

現役医師、医学博士としては

もっとも気になる、

生体モニタリング機能を

検証してみます。

 

心拍数と、血圧については

以下の画像で

説明致します。

 

 

血圧測定の

項目を選んで、

タップ操作して

待つ事

おおよそ40秒程度。

結果は、上記の通りでした。

 

次に、携帯用の

血圧測定器で計測してみます。

 

 

すると、

血圧に関しては、

やや測定誤算があると

判断しました。

健康診断や、

病院の血圧計で測定する

わたしの血圧は、普段

100前後ですので、

おそらく、

このウオッチでの計測結果が

約20程高いのだろう、と

想像しました。

 

対して、

脈拍については、

何度か計測しましたが、

携帯用機器と

ほぼ測定誤算はない結果であり

その精度に

少し驚かされました。

 

 

そして心電図。

先のアプリに送信された

データでは、

病院のナース・ステーションで

患者さんの心電図波形モニターとして

見慣れているものと

ほぼ、同じレベルの波形が示され

実に興味深いと感じました。

 



そして、不整脈のなかで、

脳卒中の原因として

専門医による診断、治療が

必要とされている

心房細動の検知機能については、

以下の通りの結果を得ました。

 

 

わたし自身は

「正常」でしたが、

先の心電図モニターの

計測結果の信頼性も含めまして、

不整脈・心房細動をお持ちの方の

早期診断に、

それなりに威力を発揮するのでは?

という印象を持ちました。

 

不整脈から、あなたを守る?!Apple watch の心電図機能が凄い!

※関連記事も、合わせてどうぞ。

 

このウオッチをつけて

生活している方で、

なんとなく

「動悸」や

「脈が飛ぶ」ような

自覚症状がある方が、

スマホ・アプリで

「心房細動」なる

病気のサインのお知らせを受け

「心臓病専門医を受診しようかな?」という

行動変容を

もたらすとしたら、

これは、実に素晴らし

「予防医学的取り組み」

として大いに評価出来ます。

 

わたしの考えでは、

こうしたスマート・ウオッチは

医師や

病院の医療機器と同等の精度で

診断できます!という

ゴールを目指すのではなく

使用者に

もしかしたら、

「あなたは不整脈かも知れませんよ。。。」

と、ささやいてくれるだけでも

充分な役割を果たしていると

思っています。

 

そういう意味では、

Vyvo スマートバンド「ICON」

には、大いに可能性を感じました。

 

そして、

装着者の生体データが

スマホに転送されるという

仕掛けには、

もうひとつメリットがあります。

例えば、

お年寄りが装着し、

ご家族が遠隔地で見守る、

などの利用が想定出来ます。

なおこれには、

スマホ・アプリ同士で

インターネットを利用した

情報共有となるようです。

これも、使い方次第で、

有用性が期待できそうです。

 

※遠くに住む、ご両親の健康モニターとして利用できるかも。

 

 

以上、

短期間でしたが、

いろいろ遊べて、

医療における有用性についても

考察させられる

とても面白い製品である、

と感じました。

 



まとめ

 

○ スポーツに、大気汚染の確認に、健康チェックに利用できる点

○ バッテリーが長持ちする点

○ スマホと連動して、解析データを確認できる点

○ 遠隔で、装着者の心拍、血圧などの「見守り」ができる点

 

▲ タッチパネルが敏感すぎる点(誤動作させやすい点)

▲ 表示時間が短く、時計上でデータをゆっくり閲覧できない点

▲ 血圧については測定誤差を認識する必要がある点

▲ ペースメーカー装着者や、妊婦さんには、
機器の発する電磁波の影響から
使用を控える事が望ましい点

 

※使用風景です。操作感など、お伝えできるかと思います。

 

 


石川英昭(いしかわひであき)

管理者・石川 英昭

現役医師、医学博士。二児の父。
徳川幕府・直参旗本石川家末裔。

ワクワクする毎日を送る事が、健康寿命に効く!
との信念からマインドセット、
食事、生活スタイルについて、分かりやすい情報発信を心がけています。

 

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