現役医師が実践している、パンデミック下の「心の健康」の保ち方

新型コロナ感染拡大対策の
「自宅待機」で、
コロナ鬱(うつ)が懸念されます。。。

 

 

改めて言うまでも

ありませんが。

連日、

「新型コロナウイルス感染」の

パンデミック

(世界的大流行)に関する

ニュースに辟易(へきえき)

させられますね。。。

 

 

ここ最近は、

感染拡大防止のため

自宅待機、自主隔離、

社会的距離(ソーシャルディスタンス)

が叫ばれていますよね。

 

在宅ワークに加え、

この先も

長期間続くであろう

こうした

「慣れない生活」は、

心の健康のバランス

を崩す危険性が

高いと言えます。。。

 

Photo by Andrew Neel from Pexels

※心の健康維持が、問題になりそうです。。。

 

 

 

では、具体的には

どのような対策があるのか??

 

非常に気になるところですよね。

 

今回はこれをテーマに

書いてみます!

 

 

キーワードは、

 

◎体内時計(たいないどけい)

◎朝活(あさかつ)

です!

ご興味持たれた方は

是非お付き合い下さい。

 



 

 

 


「体内時計」をスムーズに働かせるが、鍵です!!

 

日々、

心の健康に関する

医学的研究、教育に

鋭意取り組まれている

「日本うつ病学会」のサイトに

とても参考になる記事を

見つけましたので

ご紹介致します。

 

それは

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19

の世界的大流行下における、

こころの健康維持のコツ」

と題する提言で、以下の国際学会の発表で

世界中で翻訳されている、

信頼性のおけるアドバイスです。

 

・国際双極性障害学会:時間生物学・時間療法タスクフォース

International Society for Bipolar Disorders; ISBD

・光療法・生物リズム学会

the Society for Light Treatment and Biologic Rhythms; SLTBR)

 

リンクを貼っておきますので

※クリックで資料へリンクします。

是非原文お読み頂きたいですが、

実はとても

シンプルなメッセージに

集約されています。

それは

毎日の行動を

「規則正しく」

という事に尽きるようです。

 

つまりは。

 

「毎日、決まった時間に

起きて、寝ましょう」

「毎日、同じ時間に

食事をしましょう」

「毎日、同じ時間に

運動しましょう」

という訳です。

 

ひとが

心穏やかに過ごすには、

24時間周期の

朝・夕の繰り返しに

身体のリズムがあっている事が

最も大切とされています。

 

そして

時間生物学によりますと

※クリックで外部サイトへリンクします。

我々の体内には

そうしたリズムを司る

「体内時計」

が存在する事が知られています。

 

Photo by Jordan Benton from Pexels

 

 

※関連記事も、是非お読み下さい。

時間栄養学から見た、”朝食抜きダイエット”の功罪

 

更に重要な事として

「体内時計」が

スムーズに働いている状態が

「心地よく」

乱れている状態では、

うつ病や糖尿病や

肥満などの

生活習慣病、

ひいては

ガンの発症リスク!

になる事も

研究で示されています。

 

Circadian Disruption and Prostate Cancer Risk: An Updated Review of Epidemiological Evidences.

Wendeu-Foyet MG, Menegaux F.

 

※クリックで外部サイトへリンクします。

 



 

 

従いまして、

新型コロナの

パンデミックの脅威に

さらされる今、

心身の健康を守るには

体内時計をスムーズに働かせる!

を意識する事が

とても重要と思われますね。

 

しかも、

この

「体内時計を整える!」による

心の健康増進法は、

副作用の心配が全くなく、

お金もかけずに

誰でも

簡単に実践できるため、

極めて有用性が高く

現役医師として

強くつよく

オススメ致します!!

 

とは言え、

「早起きはちょっと苦手。。。」

という方も

いらっしゃいますよね。

 

 

 

 

そんな

お父さんのために、

子供一緒に

朝早く起きて遊ぶ、

「ワクワク朝活(あさかつ)」

のススメについて

お伝えさせて下さい!

 



 

 

 


お父さんのための「子供と朝活!」のススメ

(※3−6歳ぐらいのお子さんがいるお父さん向けの内容です)

 

コロナ・パンデミック対策の

心の健康増進の

基本中の基本は

毎朝、日の出と共に

「早起き」

する事になりそうですね!

 

 

Image by Jill Wellington from Pixabay 

※朝日を全身に浴びて、体内時計を「リセット」しましょう!!

 

 

一般的に

「早寝早起き」

という規則正しい生活は

は健康によさそうな

イメージがありますよね。

 

これを実行するには

わたしの経験からは

まずは

「早起き」の

習慣化に励むべきと

思われます。

 

なぜかと言えば、

「早起き」すれば

自然と夜早い時間帯に

「眠くなる」ためです。

つまりは、

「早寝」は「早起き」の

当然の帰結なのです!

 

※睡眠、について詳しくは以下をどうぞ!

結局、睡眠時間はどのぐらいがよいのか??

 

さて、その

早起きですが。

起きなくては!

と思わずに、

早起きして、

自分のやりたい事をやる

時間にしよう!

と考えてみては

いかがでしょうか?

 



 

わたし自身は、

早起きして

読書をしたり、

こうしてブログを書いたり、

ゆっくり音楽を聴いたり、

が習慣化しています。

 

Photo by Clay Banks on Unsplash 

※忙しい朝こそ、リラックスを!

 

 

加えて、

子供達も早起きさせて

出勤前まで

一緒に遊ぶ!を

楽しんでいます。

 

以前は

公園に虫を捕まえに

いったり、

一緒に自転車の

サイクリングを楽しんだり

とても充実した

「早朝の活動」

を満喫していましたが

今は外出自粛でもあり

もっぱら

家で家庭用ゲーム機で

遊んだり、

トランポリンをやったり、

という具合です。

 

わたしはこれらを

お父さんのワクワク朝活!と

命名して

その具体的な

ノウハウや

家庭の平和に繋がる

副次的効果について

以下の書籍に

詳しくまとめていますので

是非ご参考下さい!

 

 

 

 

病院勤務医として

新型コロナ対応に

心身疲れる毎日ですが、

ここ何年も続けている

「毎朝の息子達との触れあい」は

わたし自身の

心の健康に

大いに寄与していると

感じています!

 

 

まだまだ

新型コロナ、

との闘いの日々は

続くと予想されます。。。

 

心の健康を守るため、

早速、

体内時計を整える!!

小さなお子さんのいる

お父さんは朝活を!!

実践してみて下さい。

 

お読みいただき

ありがとうございました!

 


石川英昭(いしかわひであき)

管理者・石川 英昭


現役医師、医学博士。二児の父。徳川幕府・直参旗本石川家末裔。
ワクワクする毎日を送る事が、健康寿命に効く!との信念からマインドセット、食事、生活スタイルについて、分かりやすい情報発信を心がけています。

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