会社を辞めたい40代に。。。ブラック・ジャックに聞いてみよう。

先日、旅先の書店で、面白い本を見つけました。

 

もしブラック・ジャックが仕事の悩みに答えたら
尾崎 健一 (著)

 

ブラック・ジャック、という生き方

ブラック・ジャックは、

日本が生んだ漫画の天才、

手塚治虫氏による作品で、

ご存じの方も多いかと思います。

天才外科医として、華麗なメスさばき、

で難しい手術を次々に成功させる

キャラクターとして描かれている一方で、

医師免許を持っていない、アウトロー、

一匹狼として孤高に生きる、男の美学を

感じさせてくれます。

年齢に関する詳細は不明ですが

おそらく 外科医として 充分な臨床経験、

執刀実績があり、最も乗っている時期と

思われるので  我々と 同じ40-50歳

ぐらいでは? と想像されます。

確かに 彼が 実在したら 仕事への哲学は?

生きがいとは?

同じ医者として、同世代?として

是非 インタビューしてみたいです。

冒頭に紹介した本では、著者・尾崎氏の

ブラック・ジャック愛が存分に感じられる内容でした。

漫画で描かれているエピソードで、

ブラック・ジャックが示した考え方、行動をもとに

今の社会人が直面するであろう問題への

対処について、彼らしい言い回しで、さらっと

箴言が添えらえれいます。

とても面白いので、ファンの方はもちろん、

そうでない方も、是非ご一読をおススメします。

私も、高校生の時分に、この漫画に夢中になり、

ほぼ全てを読了しました。

今、現役の医師として仕事をする上で、

この本に出会って、

医者になろうと思っていたころ、

なりたての頃、

ベテランと呼ばれる年齢になった今、

そして、これからの働き方。。。

色々な事に、思いを巡らせる今日この頃です。

 

ブラック・ジャックに学ぶ、プロフェッショナルであるという事

 

我々が 仕事を請け負う時、

それで報酬をもらっている以上、

常に プロフェッショナル という意識で

臨む必要があると思います。

気分に左右されない事。

常に 高いパフォーマンスを発揮出来る

身体のコンディション調整。

そういう毎日を送るための

マインド セット。

ブラック ジャックの私生活は

それほど詳しく描かれてはいませんが

おそらく ある程度 ストイックに

自己管理しているであろうと

推察されます。

それが 圧倒的な手術実績のベースと

なっているはずです。

一匹オオカミ である彼からは

ダラダラとした人付き合いや、

宴席での痴態、会議の途中で 寝ているような姿は

全く想像出来ません。

そういう 無意味、無駄をそぎ落とした、リズムある生活。

40代になったら 残りの人生を

健康で、ワクワク 過ごすために

信頼されるプロフェッショナルであり続けるためにも

強く意識するべきだと思っています。

 

ブラック・ジャックが、法外な治療費を請求する理由

 

ブラック ジャックは 堂々と 法外な治療費を

患者さん個人であったり、病院、あるいは

企業に対して請求します。

自分が全身全霊をかけて 行う手術という

ライフ ワーク。

その価値、値段を自分が決めて なにが悪い!

という とても高い自己評価、自信。

実に 清々しいです。

これは コーチングで言うところの

ハイ エフィカシー(高い 自己評価 自己承認)

こそが その人のパフォーマンスを 常に

よい心身の状態に導く 保つ という事の

実践と言えます。

そういう自分は  次回は更に よい仕事をする

という確信にも 繋がり よい循環が生まれます。

補足ですが ブラック ジャックは

時に 自分が手術した子供が 回復して作ってくれた

折り紙の風車を 手術代金として

嬉しそうに 受け取る

といった姿も描写されています。

高いプロ意識に 垣間見える 暖かく優しい心。

これが 彼を この上なく 魅力的で愛される秘訣と言えそうです。

 

本当に”やりたい”仕事、で生きていく

 

高齢化する本邦でも、延命治療の是非や、

アドバンス・ケア(自分の最期の時期に、医療と、どう関わるのか?)

についての話題が、新聞報道でも目立つようになってきています。

ブラック・ジャックでも、高齢、老衰で、ほぼ寝たきりの患者さんに対して、

手術を行うのか?安楽死がよいのか?

そんあテーマで描かれた回があります。

安楽死を請け負う、心に傷をもった医師、ドクター・キリコという

キャラクターが、ブラック・ジャックの前に立ちはだかります。

このテーマは、今に至るまで、世界中で議論されている

実に深いテーマですので、

また別の機会で ゆっくりと考えていきたいと思いますが、

この回でブラック・ジャックは

「それでも私は切るんだ(手術をするんだ)、自分が生きていくために!」

と叫びます。

手術をしてこそ、の医者人生。

手術か、安楽死か。そういった、二者択一を迫る議論を超越して、

自分を、自分たらしめているものが、まさに手術という行為、

生きがい、と言えるものだ、との宣誓ですね。

みなさんも、これこそが、自分が本当に情熱をもって

取り組んでいる、これからも、そうしていける、と

感じられる事を仕事にしているのか?

自身の内なる声に、静かに耳を傾けてみるとよいかと思われます。

この回は、確か、医学部を目指している高校生時代に読みましたが、

今でも、その鮮烈さは、私の記憶に深く刻まれています。

今回も、お読みいただき、誠にありがとうございました!

会社を辞めたい、そんなあなたには。

今やっている事は、本当にやりたい事なのか?

常にプロフェッショナルであろうとしているか?

高い自己評価を持ち、堂々と自分の仕事の価値について主張できるのか?

ブラック・ジャックという漫画を楽しみながら、その生きざまから

これらを、意識してみるとよいかと思っています。

ワクワク様でした!

 

 

 

 

 

 

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