好天にも恵まれた、2018年11月の休日。
徳川幕府・旗本末裔の同好会、柳営会・第38回懇親会に
新入会員として出席させて頂きました。
なお、柳営会、とは?
私が、柳営会に入会するまで、
に関しては、
こちらの記事を、合わせてお読み
頂きたと存じます。
場所は、本年で90周年を迎える東京、学士会館でした。
*学士会館の公式ホーム・ページにリンクします。
歴史を感じさせる重厚な建築物であり、また東京大学発祥の地でもあるようです。
旧帝国大学の出身者の親睦の場と知識交流の場として発展してきた
背景もあり、江戸時代に関する高い教養をお持ちになる、
徳川御宗家ならびに、柳営会の諸氏の方がが集まり懇親会を
開催するのに、実にふさわしい空間であると感じました。
柱時計に、彫刻が施された手摺りのついた階段、
紅い絨毯にランプ。
どこを撮っても絵になる、とても素敵で、味わいの
ある雰囲気の建物内部でした。
そして懇親会・会場へ。
葵の御紋が掲げられた、舞台。
いよいよ、徳川・御宗家に拝謁させて頂ける
瞬間が近づいてきました。。。
徳川慶喜公が表紙、の配布資料。
会員の方々が、各テーブルに集まり、歓談しているところで
司会の方から、「御宗家のご入場です」とのアナウンス。
徳川 恒孝(とくがわ つねなり)公 ご夫妻が
拍手に包まれて ゆっくりと着席されました。
個人的には、すぐ脇に、お小姓を携えて、自分も含む柳営会会員の
皆様で、平蜘蛛のように平伏した状態にて
お迎えし、「みなの衆、苦しうない、面(おもて)をあげられよ」
などと おっしゃって欲しかったです笑
恒孝公は、徳川記念財団の 理事長の要職にお就きになられています。
*徳川記念財団の公式ホーム・ページにリンクします。
http://www.tokugawa.ne.jp/about.htm
ご挨拶の中で、
今世界での、様々な騒乱は、現在の仕組みで世の中が
上手くいっていない事の証拠であり、近代以降、現在に
至るまでの歴史について、もう一度よく考える必要があるのでは?
と思っている、と述べられていました。
また、そういうなかで江戸時代、というものが、どういった意味を
もっているのか?
今現在、そして、これからの社会に、なにか伝えていくべき
価値があるのではないか?
もう一度考えていく必要が、あるのではないでしょうか?
とおっしゃっており、さすがに徳川御宗家の発言だけに、
そうした時代を支えて来た、ご先祖様の末裔として
とても切実なもの、責任感のようなものを感じた次第です。
そして、こうしたご発言を、掬うような形で、
東京学芸大学教授
大石 学 先生の
素晴らしい 特別講演を、このあとに
拝聴する事が出来ました。
これについては、次の投稿にて、ご紹介致します。
ワクワク様!でした。
ご夫妻と記念撮影に、感激!・・・
※恒孝公には、写真掲載のご許可を頂いております。
現役医師、二児の父。徳川幕府・直参旗本石川家末裔。 ワクワクする毎日を送る事が、健康寿命に効く!との信念からマインドセット、食事、生活スタイルについて、分かりやすい情報発信を心がけています。