岐阜県美術館・リニューアルオープン!

深まる秋、息子と芸術鑑賞の一時を愉しむ!

 

本格的に

寒くなる前の11月下旬。

好天に恵まれた秋の休日に、

次男を連れて、

先頃リニューアル・オープンしたばかりの

「岐阜県美術館」

にて芸術の秋を愉しむ事にしました。

 

わたし自身の趣味でも

ありますが、

幼少期の子供の

「情操教育」の一環として、

絵や絵画に触れさせる事は、

とても大切であると

思っています。

 

 

ちょうど一年前から

大規模なリニューアル工事が実施された

岐阜県美術館。

JR岐阜駅から、

バスにて15分程度の

距離になります。

 

車で行ってもよいのですが、

あえて、バス停そばからの

入り口から建物を目指すのも

一興かと思い、

バスに揺られて到着しました。

 

小川の流れる庭では、

木々の紅葉を愉しむ事が出来ました。

またなにやらよく分からない、

オブジェがさりげなく

飾られており、

美術館に来た気分が

高まります。

 

 

あとから知ったのですが、

リニューアル記念との事で、

年内は観覧が無料!

のサービスで

とてもお得と言えます。

 

わたしにとって

岐阜県美術館といえば、

マルク・シャガール

作品をたくさん所蔵しているという

印象を持っています。

 

今だに

シャガールの作品を見ると、

不思議と、

初めて見た小学生の頃の

気持ちが蘇ってきます。

 

 

 

白を基調とした

美しい館内には、

至る所に、色鉛筆や紙が置かれており、

心に感じた事を

描いてみましょう、

というような仕掛けが

準備されています。

 

子供たちにとっては

絵を描く事が

好きになるきっかけに

なり得るでしょうね。

 

一時期話題となった

「おとなの塗り絵」

事例が示す通り、

大人達にとっても、

心静かに、

好きな色を選んで、

集中して色塗りをする事は

心身の安定に

よい影響があると思われます。

 

 

 

 

 

また触ってよい

「ねんど」も

準備されており、

子ども達は、

よろこんで

「造型」を楽しむ事が

できる訳ですね。

 



 

本屋さんに行きますと、

ビジネスマン向けの

芸術鑑賞の

指南書が散見されます。

 

 

 

 

 

効率を追い求める仕事生活にあって

芸術を楽しむ心の余裕は、

わたし自身、とても

大切だと思っています。

 

 

絵画や彫刻などの

芸術作品を

頭で分かろう、

理解しよう、とするのではなく

まずは、ぼーっと、絵画を眺めて

「この絵は、なんとなく好きだな」

「これは、面白い形をしているな」

と、直感の赴くままに従う。

次に、細かいところを観察する。

作者の意図するところを

感じるようにしてみる。

そんなふうで

良いのでは、と思っています。

 

 

 

 

普段、

仕事に忙殺されている

お父さん達も、

是非、子ども達一緒に

美術館にて

「アートに触れる」

事で心身の健康増進を

実感して頂きたいです。

 

 




「学校教育の現場で、図工・美術の時間が減っている」、に思う事。

 

今回の訪問で

ひとつ興味深い展示が

目に付きました。

 

それは

小・中学校で

時代とともに

図工・美術の時間が

減ってきているという事実です。

 

※展示場に、撮影OK、SNS等へのアップOKとの記載あり。

 

確かに、

箇条書きにされた

到達目標の数は

かなり簡略化され

授業時間数も

約半分程度までに

減っています。

 

 

 

進学や就職を目指す際には

必ずしも、

芸術的な感性や

創造性は問われないかも

知れませんが、

長い目で考えた際には、

これらは

「人生を豊にしうる要素」

であるはずです。

 

 

 

学校教育に課せられた

時間的制約は致し方ないとは

いうものの

これによる

子ども達の

「感受性」や「創造性」

への影響はどうなのかな?

と、ふと疑問を感じました。

 

 

 

しかし一方で

芸術活動が好きな子ども達は

別に学校で強制されなくとも

自主的に、それらに

取り組んでくれるのでは?

とも思いました。

 

あとは、

親が、

芸術活動に打ち込む

子ども達に向けて

「そんな時間があったら

学校の勉強をしなさい!」

という

心ない一言を

決して口にしない事。

これが必要でしょうね。

 

我が家では、

学校の宿題を

終わらせたか?チェックしたあとは、

レゴや、ペーパークラフトなどを

好きなだけ

やらせてあげるように

しています。

ただ、あまり片付けをしなくて

困っていますが笑

 

お読みいただき

ありがとうございました。

 

小さな子を持つ

お父さん。

心身の健康に

芸術の秋を!

愉しみましょう

 

岐阜は、長生きできる町!

 


石川英昭(いしかわひであき)

管理者・石川 英昭


現役医師、医学博士。二児の父。徳川幕府・直参旗本石川家末裔。
ワクワクする毎日を送る事が、健康寿命に効く!との信念からマインドセット、食事、生活スタイルについて、分かりやすい情報発信を心がけています。

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