Zoom疲れ?!オンライン会議で「心身疲労」にご用心。。。

新型コロナの

影響で、

まだまだ

「外出自粛」が

続きそうですね。。。

 

在宅勤務で、

「オンライン会議」が

習慣になってきた

お父さん達も

多いかと思われますので、

今回は、

「オンライン会議」による

「心身疲労」に

ご用心、というテーマを

扱う事にします。

 

 

※オンライン、ならではの「健康被害リスク」にご用心!

 

 

現役医師として、

「オンライン会議」特有の

心身の健康リスクについて

列挙しつつ、

その対策について

提案したいと思います。

 




「オンライン会議」が、
心身を疲れやすくする5つの理由とは?

 

オンラインでの

会議には、

様々なソフトが

準備されていますが。

 

このコロナ騒ぎの前から

Zoom

というアプリケーションが

便利であるとの評判で

わたしも、

他業種の方との

打ち合わせの際などに

しばしば使用していました。

 

しかし、今では

Zoom疲労

などという

不名誉な用語が

広がっているようで、

注意すべきと

思われます。

 

自分の顔も含めて

一度に多くの参加者の

顔を眺めながらの

オンライン会議システムですが、

これを使う際の

「心身の疲労」について

以下よくまとまって

おりましたので、

引用しながら、

解説を加えていきます。

 

※一度に多人数でオンライン会議をする際の注意点とは?

 



参考サイト)

5 reasons why Zoom meetings are so exhausting

※クリックで外部サイトへリンクします。

 

●理由その1

「非言語的メッセージ」を拾いにくい点

※クリックで外部サイトへリンクします。

 

普段、

我々が同じ空間を

共有しながら

「コミュニケーション」

を取る際には、

実は、

「話す言葉」以外から

その人の思いや考えの

多くを汲み取っていると

されています。

 

※思っている以上に、我々は他人の
「仕草」 を感知しています。

 

 

 

例えば、

細やかな表情であったり

仕草であったり、

呼吸の仕方であったり、

声の強弱であったり。

 

「目はくちほどに

モノをいう」

という慣用句の通り、

相手の目が

強ばっている際には、

こちらに緊張が伝わって

きますよね。

 

※画面越しの相手が、なにを考えているのか?
不安になる。。。

 

確かに、

パソコンや

ダブレットの

画面越しでは、

そうした

「雰囲気」を

捉える事は

リアルよりは

困難と言えます。

 

まあ、

気楽な仲間同士であれば

問題なさそうですが、

上司と部下などの

仕事関係の

間柄でのやり取りの際には

窮屈を感じそうです。。。

 

●理由その2

もし「子供が入ってきたら」

どうしよう??

写したくない周囲の様子に神経を遣う点

 

これも、

なるほど!

と思わされる指摘ですね。

どこかの

静かな個室や

ワーキングスペースを

確保している方は

よいとして。

自宅の自室などで

「オンライン会議」

に参加する場合が

多いように思われます。

 

私も、何度か

騒がしい息子達の

闖入(ちんにゅう)に、

「ちょっとあっちへいってな!」笑

と注意した経験があります。

また、雑然とした

部屋の背景が写り込まないように、

パソコンの位置を

「どうしようかな?」

と考えることに

なりますね。

深刻ではないにしても、

これらも、

ちょっとした

「ストレス」

なりそうです。

 

※周りを「写したくない」心理がありますよね。

 



 

●理由その3

休憩が取りづらい点、

長時間座る姿勢が続く点。

 

これも、

オンライン会議の際に

是非、注意したい点ですね。

 

普通の会議ですと、

発言の際に起立したり、

適度に休憩を挟んだりして

「身体を動かす」場面が

あるはずですが、

オンライン会議の際は、

こうした「区切り」が

つけにくい、

との指摘ですね。

 

わたしも、同感です。

 

リアルの場での

会議では、

ふと時計に目をやった

同僚などが、

「ちょっと休憩にしません?」

などと、ごく自然に

発言できるのが、

オンラインの場合は、

誰かが時間経過に

注意を払っていないと

「今何分ぐらい経ったかな?」

という事が頻繁に

起こり得ます。

 

理由その1に

あげたのと

同じ理由ですが、

ある人が

「みな、疲れて

集中力が落ちてきているな。。。」

と察知するのは。どちらかと言うと

「非言語メッセージ」

を通してですよね。

 

よって

オンライン会議の際は

あらかじめ、

「何分で一旦休憩を入れる!」

と最初に共通認識に

しておく必要があると

考えられます。

 

Photo by Daria Nepriakhina on Unsplash 

※最初から、参加者が「休憩時間」を意識する事。

 

また座りすぎは、

思考力が落ちるだけでなく、

健康被害のリスクも

報告されていますので、

こうしたこまめな休憩を

挟んで、ストレッチをするか、

あるいは、

「立った姿勢でオンライン会議!」

という斬新な発想も

有用かと考えます。

 

※関連記事です。

健康寿命を損なう、座りすぎの姿勢にご用心!

 

理由その4

自分の顔を見続ける点

 

これは、

わたし自身は

そうなのかな?と

思いますが、

みなさまいかがでしょうか?

 

まあ、

こんな顔をしているんだな笑

とか、自分の話かたのクセなどは

気にはなるかも

知れませんね。

 

また男性はともかく

女性の場合には、

仕事ならば仕方ないとしても

楽しむためであるはずの

「オンライン宴会」などで

参加メンバーによっては

自分の顔の

画面写りや

お化粧のノリ、などを

気にするという

心労(乙女心)があるのかも?

と想像しました。

 

いずれにしても、

お互いの顔を

あるいは自身の顔や

表情を見続ける事が

しんどい笑場合には、

カメラをオフにして

オンライン会議に

参加する事を

許容するのが

良いでしょうね。

 



●理由その5

繋がっているのか?

切断されているのか?

常に接続状態に神経を遣う点。

 

これも、

まったくその通りだな

という指摘ですね。

 

そもそも、

大人数になりますと、

会議のスタートから

うまく参加できない、や

音声が拾えない、

(マイクのスイッチが

入っていない)

などのトラブルが

必ず起きますよね。

 

また

会議中にも、

ある方が全くしゃべらなく

なった際、

表情が「固まっている」際に、

接続が途絶えているのか?

あるいは、

つまらない、

イライラしているために、

そういう「表情」を

しているのか?

 

※彼のPCは、フリーズしたのか?
それとも彼は退屈しているのか??。。。

 

オンラインの際に、

これらの見極めが

しばしば「困難」であると

考えられます。

 

これらは、

例えば「オンラインセミナー」などを

主催する方にとっては、

参加者の満足度や

理解度を評価しなくては

ならないために、

非常に気を遣う事に

なりそうですよね。。。

 

※オンライン・セミナー主催者は、
いろいろ工夫が必要でしょうね。。。

 

 

コミュニケーションに

おいて、極めて大切な

「非言語メッセージ」が

常にネットの接続状態の

影響下にある。。。

この事実を深刻に

受け止める必要が

ありそうですね。

 




まとめ

 

便利な

「オンライン会議」システムですが、

心身疲労を和らげるために、

 

☆コミュニケーションの限界を
意識する事!

 

必要以上に、相手から

「悪く思われていないだろうか?」

気にしない事。

そもそも

非言語メッセージの伝達が

困難なので、

(接続エラーの影響もあり)

多少の思い違いや

勘違いが発生しうるのだ、

を共通認識としておく事。

 

☆適度に「休憩」を取り、
身体を動かす事!

 

近くに、

時計を置くなどして、

あらかじめ、

「何分たったら休憩しましょう!」

を、みなが認識しておく事。

座ったままなら

適度なストレッチをしましょう。

 

 

Photo by Andrea Piacquadio from Pexels

※時々、思い切り、ストレッチを!!

 

☆時に、「カメラ」なしで良しとする事!

 

自分や相手の

表情を見続けなくても、

コミュニケーションは

ある程度とれるはずです。

 

お互いのストレスに

配慮して、

「カメラ切りたい方はどうぞ」

が言いやすい雰囲気作りを

心がけましょう!

 

※カメラなしでオッケーを、許容しましょう!

 

 

お読み下さり

ありがとうございました!

 

これからも

どうか、

知らず知らずの

心身ストレスには注意して

「オンライン会議」

ご活用下さいませ!

 

 

 

 


石川英昭(いしかわひであき)

管理者・石川 英昭


現役医師、医学博士。二児の父。徳川幕府・直参旗本石川家末裔。
ワクワクする毎日を送る事が、健康寿命に効く!との信念からマインドセット、食事、生活スタイルについて、分かりやすい情報発信を心がけています。

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