以前の記事で、
我々世代は、
これからの仕事のキャリア、このままでいいの?
という事を、ときどき立ち止まって考える必要がある。
そのようにお伝えしました。
ただ、そんな事を考える余裕すらない方。そういう時間を作れない!
という方。
そういう場合は、更に踏み込んで、
「なぜ、考える時間がないのだろう?」
「この忙しさは、どこから来ているのだろう?」
という問いをたててみるとよいかと思われます。
そして、
いつかはやってみたい事、今の与えられた仕事との中でも、
本当は、自分はこのように工夫したて取り組みたい、と思っている事。
もしも、それがあるのでしたら、
「やりたくない事」
「やらなくてもいい事」
というのを、まずは自分なりに洗い出し、
徹底的にこれらを排除していくような
マインド・セット(思考様式)を持つ必要があると言えます。
なぜなら、我々に残されている時間は、誰しも
有限
だからです。。。
※ 残りの生命時間は、誰しも有限です。。。
今この瞬間から、時間という単語の前に、生命を付け、
自分の「生命時間」を意識しましょう!
普段なにげなく使っている、時間という言葉。
時間までに仕事を終わらせよう、
時間になったら、これをやろう。
ある時刻になるまでは、なにかを我慢しよう。
などなど。
みなさんも、毎日時計をみながら、流れていく時間というものを
多少なりとも意識しているはずです。
しかし、そうやって時間が過ぎ去っていく事は、
残りの我々自身の生命の時間が刻一刻と減っていっている、そのように
考えてみた事はありますでしょうか?
私自身は、自分が生死の間をさまようような大病をし、そこから
奇蹟的に回復して以来、さまざまな人生経験と相まって、
そのような思考が芽生えてきました。
残りの生命時間、やりたい事が出来なくて本当に後悔しないのか?
誰と、なにをしながら過ごすのか?
生命時間という言葉を常に意識するだけで、
これを無駄にするであろう事、損なうであろう事
に対して、非常に敏感になると言えます。
時間泥棒、という言葉があります。
これは、時間に対する意識の低いひとに、患わされるような
場合に用いられると考えられます。
仕事関係であれば、行きたくない会社外の付き合いを強要される際など、
それを強いている人達は、まさに「生命時間泥棒」と言ってよいでしょう。
また、自分の生命時間に対する感覚が研ぎ澄まされている方は、
他人の生命時間も、同じかそれ以上に尊重しようという意識も
醸成されます。
お互い限りある時間で、心を通い合わせ、同じ目標に向かって歩んでいける。
誰かとこうした親密で深い間柄になるには、リラックスしたなかにも、
お互いの生命時間を尊重する、といった適度で、心地よい緊張感が必要ではないか?
そのように思っています。
時間泥棒から身を守りつつ、
自分が他人に対して、時間泥棒になっていないだろうか?
これらを気に留めてまいりましょう。
※ 我慢しずぎない、断る勇気を!
生命時間は、
ワクワクする事!に集中して投入されるべきものです。
そうするためには、最初に意識すべきは、
やらなくていいこと、のリストアップになりますね。
これについては、最近数多くの本も出ていますので、参考にされるとよいでしょう。
このサイトをご覧になって下さっている、知人の方からは
「勤務医として忙しいなか、一体どうやって、こういう時間を作っているのか?」
というような質問を受ける事があります。
それは、やはり生命時間を意識して、やりたくない事を極力減らし、
このサイトを更新する事に、エネルギーを集中させているから、
という事になるかと思っています。
具体的には、
朝、早起きをして、愛犬の散歩や、子ども達と朝活をして、
清々しい目覚めとともに、ブログ記事のテーマを考えて、
ある程度の概略を書くようにしています。
これについては、以下も是非ご覧下さい。
朝、邪魔されない時間帯、頭がすっきり冴えている時に、
私としては、もっともパフォーマンスがあがると思っています。
その代わり、夜のお付き合い的なものは、どうしても必要でない
場合にはお断りして帰宅し、飲酒もあまりせずに就寝して
生活リズムを維持するようにしています。
毎日、家族との生命時間を大切にしたい、
私としては、その優先順位を常に高く考えています。
それでも、時には、夜自宅でオンライン会議システムを利用して、
他業種の方々と、やりとりをしたり、趣味のあう方と
SNSなどでやりとりする事などで、決して孤独ではなく繋がりも感じられています。
毎日、誰と、どうやって過ごすのか?
出来る限り、自分でコントロールできる事が理想と言えますね。
※ ワクワクする時間を確保するために、やりたくない事は、しない!
まとめ
生命時間、という考え方を是非取り入れましょう。
自分にとって、やりたくない事、やらなくてよい事はなにか?
日々、自問しましょう。
生活リズムを整え、やりたい事、に集中できる穏やか時間を
一日のなかに持つように!
健康寿命のために、
しなくてもいい、「がまん」をしない、させない、ですね。