腸の健康に、「ヨーグルト」は本当に効果があるの?

ヨーグルトは、”腸の健康に効く”を、見直そう!

 

毎朝のヨーグルトが習慣の方もいらっしゃるかと思います。

 

 

一般的には

※プロバイオティクス

(乳酸菌やビフィズス菌などの)

善玉菌(ぜんだまきん)を

豊富に含むため

腸の健康

腸内フローラの改善に

効く!!

とされている

ヨーグルト。

 

https://www.biofermin.co.jp/nyusankin/chonaiflora/aboutchoflora/

※腸内フローラってなに?はこちらのサイトへ。

 

https://bifidus-fund.jp/keyword/kw030.shtml

※公益財団法人 日本ビフィズス菌センターのサイトへリンクします。

 

 




 

 

 

 

 

もちろん

ある程度の効果は

期待できると思われますが。。。

 

難病とされる

炎症性腸疾患を患っている方にとっては、

「プロバイオティックス」

を摂る事は

むしろ

有害である可能性がある!

そんな

注目すべき

研究結果が報告されました。

 

※「腸内フローラに効くサプリ」にご注意を。

 

 



 

 

※炎症性腸疾患とは?

下痢や

血便などを繰り返す

病気のなかで、

原因がよく分からず、

腸が炎症を起こしている

ものがあります。

具体的には

潰瘍性大腸炎、

クローン病

などが該当し

現在、

完全に治癒させる

治療法は見つかっていません。

 

 

https://www.jsge.or.jp/guideline/guideline/pdf/IBD2016.pdf#page=30

※日本消化器病学会ガイドラインのサイトへリンクします。

 

 

今回ご紹介するのは、

炎症性腸疾患を

再現する動物モデルを

用いての解析経過ですが、

 

論文著者であるShin氏

によれば

「プロバイオティクスは、

腸管上皮バリア機能が正常な状態であれば

有益だが、

バリア機能が障害されていると、

むしろバリアをすり抜けて

侵入する細菌と

同様に害を引き起こす可能性がある」と指摘。

だそうです。

https://medical-tribune.co.jp/news/2018/1109516952/

※ Medical Tribune 2018/11/9の記事より引用、
同箇所へリンクします。
会員登録にて全文閲覧できます。

 

2018 Nov 6;115(45):E10539-E10547. doi: 10.1073/pnas.1810819115. Epub 2018 Oct 22.

Intestinal barrier dysfunction orchestrates the onset of inflammatory host-microbiome cross-talk in a human gut inflammation-on-a-chip.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30348765

そして

やや女性に多いとされる

過敏性腸症候群

に対しても

海外の

医学論文では、

プロバイオティクス

が有効であるという

エビデンスは得られなかったと

結論付けています。

 

https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibs.html

※日本消化器病学会ガイドラインのサイトへリンクします。

 

Gastroenterol Hepatol (N Y). 2019 Jan; 15(1): 16–26.

Irritable Bowel Syndrome and Dietary Interventions

※外部サイトへリンクします。

 

つまりは

腸の病気に罹っている方が、

健康回復のため、

一般的には良いとされている、

ヨーグルトや

プロバイオティックス含有の

サプリメントを

定期的に摂取する事を

疑問視する必要がある、

と言えそうです。

 

しかも。

甘い味のついた

ヨーグルトには、

人工甘味料である

果糖

が含まれている商品も

あるかと思われます。

こちらの影響も

無視できない

と言えます。

※果糖、について詳しくは以下もご覧下さい。

 

甘くない、「果糖」に関する怖い話。。。

 



 

 


腸内環境は、未だ謎だらけ、、、”長寿菌”に熱い視線!

 

腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)

は、

今もっとも注目を集める

研究分野の

ひとつとされています。

 

多くの生活習慣病、

アレルギー関連の病気、

ガン、

そしてアルツハイマー病などの

認知症。

これらにも

腸内細菌叢が深く関わっている

事が判明しつつあり、

予防医学の観点から、

私も

非常に興味ある領域です。

 

今話題の腸活。自宅で、「腸内フローラ」検査をやってみた!

 

 

こうした文脈において、

「便のことなら辨野先生」

こと

辨野 義己(べんの よしみ)先生に

よりますと

従来から

よく知られている

乳酸菌やビフィズス菌以外に、

酪酸(らくさん)酸性菌

に熱い視線が

注がれているとの事です。

 

https://www.toilet.or.jp/iiunchi-labo/unchirsch200805.html

辨野義己先生プロフィールはこちら

 

そして特に

以下の菌が

「健康長寿の鍵」

となり得る

「長寿菌」

と紹介されていました。

長寿者からよく検出されるEubacterium limosum

脂質代謝を促進するAkkermansia muciniphila

制御性T細胞(Treg)の集積を誘導して

免疫機能を抑制するClostridium leptumBlautia coccoide

 

https://medical-tribune.co.jp/news/2019/0329519509/

※ Medical Tribune 2019/3/29の記事より引用。
同箇所へリンクします。会員登録にて全文閲覧できます。

 

元気な高齢者の便中には、

酪酸が多い!

という事実。

とても面白く

ワクワクしますね!!

 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%AA%E9%85%B8

※酪酸についてのWikipediaへリンクします。

銀杏の、

あの独特の異臭、

の成分なんですね。

(私は、あまり好きではありません笑)

 

 

 



 

加えて、

個人的には上記の

Clostridium属

と呼ばれる

細菌群が

長寿菌の候補である事に、

とても興奮しています!

 

Clostridium属

の一部の菌は

医療関連感染下痢症

の原因として

よく知られています。

 

以下の医療情報サイトで

紹介されている

臨床研究は、

私も

かつての勤務先で

研究に参加した

事もあり

Clostridium属

とても

思い入れのある

細菌

です。

http://www.carenet.com/news/general/carenet/47701

そして

Clostridium属

今や

ガン細胞を攻撃する!

能力を有している

事が知られており

ガン治療

への応用が期待されていると。

 

Clostridium

VS

ガン細胞

 

 

悪玉菌と

扱われている

細菌の仲間が、

実は

ガンを駆逐する!!

ワクワクを超えて、

ゾクゾクです笑ね

実際、

作用がよく分かっていない

腸内細菌が

日々見つかっているという事実にも

驚かされますね。。。

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25340750

※参考文献、外部サイトへリンクします。

 



 

 


結局、どうすればいいの?

 

ヨーグルトや

サプリメントに頼らず、

「腸の元気」

を守るにはどうするか?

 

先述の

辨野 義己 先生に

よりますと

運動5割、

野菜中心の食事4割、

発酵食品などが1割

https://medical-tribune.co.jp/news/2019/0329519509/

※ Medical Tribune 2019/3/29の記事より引用。
同箇所へリンクします。
会員登録にて全文閲覧できます。

 

だそうです。

元気なお年寄りは、

畑仕事に精を出し、

(よく身体を動かし)

野菜、食物繊維をたくさん摂る。

そんな生活を

送られている、

という事なんでしょうね。

 

 

 

納得ですね。

食物繊維は、

腸内善玉菌の

エサ

でもあります。

なにを、

どれだけ摂ればいいの?

は以下を

ご参考にどうぞ。

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/shokumotsu-seni.html

※健康長寿ネットのサイトへリンクします。

 

長寿菌!

増やしていきたいですね。

 

 

石川英昭(いしかわひであき)

管理者・石川 英昭


現役医師、医学博士。二児の父。徳川幕府・直参旗本石川家末裔。
ワクワクする毎日を送る事が、健康寿命に効く!との信念からマインドセット、食事、生活スタイルについて、分かりやすい情報発信を心がけています。

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